問題解決の全体観 上下巻を読みました
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読んだ本
問題解決の全体観 上巻 : https://www.amazon.co.jp/dp/4904256026
問題解決の全体観 下巻 : https://www.amazon.co.jp/dp/4904256034
どんな本?
著者がマッキンゼー社で培った問題解決に対する戦い方をハード思考・ソフト思考という2側面から書いた2冊。
感想
働いていて大きな課題と向き合うことがあり社内の人がこの本を教えてくれたのをきっかけにとりあえず買ってみた。軽く読んでみた所これは今必要な本っぽさがすごかったので読書の優先順位を上げて読んだ。ちなみにチームの人に一人おすすめした。
働いているといろいろな未知と戦わなければいけないことがある、例えば
- そもそも課題をどういう順序で解いたら良いかの検討から始めなければいけない
- 利害関係者が多すぎて思うように進まない
- 自分たちがそもそも正しく前に進んでいるのかわからない などとにかく仕事というものはよくわからないものに対して今までの経験や知識をつかって全体を眺めてわかるところから目星をつけて、一つずつ課題を解決していくということを繰り返しているように思う。
上巻では、問題解決の型を「空・雨・傘」「解読・創案・評価・選択」と定義して分解していくすべを教えてくれる。問題を解決するための道具を提供してくれるような感じだ。下巻では、問題を解決するときの心構え・行動・心の有り様について教えてくれている。
この本が最高なのは、難しいことについて取り組んでいながらサラッと読めるように1ページあたりの情報量がコンパクトに纏まっていて読みやすいことだ。またとても身につまされるというか見覚えのある失敗談みたいなものも複数紹介されていて身近なものとして感じることができる。型かしてなかったものの自分も同じ思考法で掘り下げをよくやるなーと思うこともいくつかあった。
正直に言えばこの本に書いてある内容を読めばすぐに問題解決の達人になるというものではない。軽く一読した後に実践でこの本に立ち返って使えるツールを片っ端から試す。そして問題解決ルーティーンを体に染み込ませる。そういう本なのではないかなと思った。
おすすめする人
- 仕事をすすめる上でなんかむずかしすぎてーうわーってなる人
- チームで難題に立ち向かっていてそれでもチームが前を向いている人々(がこの本の内容について議論すると良さそう)
備考
読んでよかったけど、なかなか一気読みが出来なかったので全然頭に入っていない。思考法は引き出し作っておきたいなーーー。
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